2022-07-19

三線の購入をお考えの方へのアドバイス

三線の購入をお考えの方へのアドバイス

三線の購入をお考えの方へのアドバイスを先生方からいただき、これからと言う方の参考にと記事に纏めて見ました。

三線の選び方

やっぱりと言うか、月に一度か二度のお稽古の際だけ三線を触ると言うのでは、上達はなかなか難しい、と言うのは誰もが想像出来るかと思います。体験を済ませて、本格的に学びたいとなった際に、必要になるのがマイ三線です。

「いや、自分は月に一度か二度、三線を触る事が出来るだけで十分楽しいんで、稽古の際には貸してもらえたら嬉しい。」

と言う方も、実際にいらっしゃるそうですが、ゆくいサークルでは、体験や何か特別な理由が無い方以外には、購入を強くおすすめしております。

どの様な形で入手してもらってもまったく問題はありません、あくまでも「ゆくいサークル」としての意見だと言うこと踏まえて、入手する際の参考にして頂ければと思いますが、どこかで譲ってもらえた、と言う幸運をお持ちの方はさておき、最初の一本として、オークションなどでの購入は、避けた方が無難です。

状態の良くない三線が出回っていて、目利きが出来ない方が触るものではありません。辻褄の合わない商品説明も、これから三線を始める方には判らないでしょうし、巧妙に不具合を隠した三線が並んでいるので、先生方でも判断出来ないことは少なく無いとのこと。

それから、土産物三線と言う呼び方をする、2万円ほどの通販などで出回ってる三線、海外で大量生産された物で、不具合が多く、おすすめしません。こういう扱いづらくて使わなくなった三線が結構オークションには結構数並んでます。

これらの三線が良くない理由は「ちんだみ(チューニング)」が安定しないとか、木が変形してて「糸(絃)」が押さえづらく、音に不具合が出るなど、最初の稽古用だから、と言うことでもやはりおすすめ出来ません。

三線の購入をお考えの方へのアドバイス

参考までに、ゆくいサークルがお世話になっている三線工房きよむら(大阪市内にあります)で、初めての方向けの一本として販売されてる三線は、

3万円~(人口皮)
4万円~(本皮強化張り)
5万円~(本皮)

となってます。「~」としてるのは、これに加えて、持ち運びの為のケースやツメ、予備の糸、その他の備品が必要となります。

三線の値段を決めるのは、蛇皮のランク以上に、木の部分、ギターやベースで言う所のネックの材質によるものの違いで、10万円を超える様な物はかなり上等なものです。

3万円のものでも、ちゃんとした職人が組んだものだと、それなりにきっちり弾けるので、あとはお小遣いの具合で買い求めると良いかと思います。5万円の三線を、何十年も大事に使ってるおじさんとか普通におりますからね。

三線ケースについて

三線の購入をお考えの方へのアドバイス ケース

三線のケースは三種類あって、画像の上から、ハードケース、セミハードケース、ソフトケース、上に乗っかってるのが三線袋って言う三線収納袋です。

わかりやすいと思います、ハードケースが一番安全、次にセミハードケース、そしてソフトケース。デメリットとして、その順番通りに重くて持ち運びが大変と言うことにもなります。

交通機関での移動とか飛行機に乗せる際は、ハードケースとかセミハードです。飛行機など、最近は棹が折れたりする事故で高額保証の揉め事が少なくないんで、飛行機会社によっては、誓約書を書かされたり、ハードケースでも三線は断られる事もあるそうなので、三線を持って飛行機へ搭乗する際には予めその旨尋ねて置く必要があります。

交通機関で移動すると、ソフトケースでは、譜面やツメ、その他備品が入らずに、別途荷物が増えるので、セミハードケースの利用者が圧倒的に多いと言います。

とは言え、我が香川の皆さんの移動を見ていると、全員マイカー移動が基本だし、一番安いソフトケースでも十分普段使いには事足りるかとのお話も。

余談ですが、この状況は同じ車社会の沖縄と似ているそうです。彼の地でも、三線教室などに通うのは車がメイン、ゆいレール(沖縄のモノレール)やバスを乗り継いでと言うのはあまり聞かないそうです。

話を戻して、逆に、車なので、持ち運びの労力は考えずとも大丈夫、と言うことで、ハードケースを常用するのも三線の保護を考えたら有りです。

裸でってのはちょっと、と言うのは間違いありません。不用意にぶつけて、特にカラクイ(糸巻き)の破損とかは誰もが絶対に一度や二度はやる事故の一つだとのこと、最低限ソフトケースぐらいは使いましょう。

三線袋だと、布買ってきて縫い合わせると簡単に作れます。負担のかかる移動の際には、三線袋に入れてハードケース収納などの対策もするぐらいなので、三線袋も一つ持っておくと重宝するとのことです。

ツメについて

三線の購入をお考えの方へのアドバイス ツメ

ツメについて、実はこれが一番難しいと言います。

各自の手の大きさ、力の強さが違うので、既に幾つ購入したかも判らない、と言うことになりやすいのがツメだとも先輩達が言います。

ただ、最初の一つとして自分たちがおすすめしているのが、水牛のちょっと大きめの物。二~三千円ぐらいでしょうか。

水牛は適度の重さがあって、比較的リーズナブル、大きさは、自分の親指よりも一回りぐらい大きい物、と答えてます。

だいたい、三線購入すると何かしらツメはおまけで付いていたりするものなので、手持ちのそういうツメを使いながら、稽古の際などに他の人の物を借りて使ってみて、自分にベストな物を探すのが一番かなと思います。

ちなみに、自分の爪、自ツメでで弾いても構わないとのこと。数々のヒット曲を飛ばし、ネーネーズを作ったり、琉球民謡界の大御所、知名定男先生も自爪は忘れんでいい、ってコメントしたそうです。ツメの手入れとかちょっと面倒臭いそうですが、そういう話を聞くと、自ツメも悪くないかなと思いますね。

ちんだみチューナー(調子笛)について

三線の購入をお考えの方へのアドバイス 調子笛

三線のチンダミ(チューニング)する際に、チューナーはどれが良いか?って質問は少なくありませんが、結論から言うと、「三線 チューナー」と検索して出てくるクリップチューナーの類はゆくい三線サークルでは使用していません。

理由は幾つかあって、

・例えばAの音で合わすとしても、人によってメモリを見る差が出る、

・メーカーによって違いがある、

・クリップを挟む位置によって差がある、

・電池が切れていざと言う時困る、

とか幾つもの理由があって、何よりも、一番危惧するのが、耳が鍛えられないと言うことです。チューナー使って長年やって来た方って、三線はかなり弾けるのにチンダミが全然ダメって方は少なく無いと言います。

なので、通常はピッチパイプというものを使用して、全体の音を調整します。

ピッチパイプも専門店に行かないと入手できないと思うんで、まずは、スマホのアプリをインストールして置きましょう、結構重宝するんだとスマホアプリを実際に見せていただきました。

おすすめは「Key Tuner」と言うアプリが今の所無料だと一番のお気に入りだとのこと。

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