麦縄の里まさご屋 すする の素麺
日本の三大素麺と呼ばれる素麺には、素麺発祥の地と言われる奈良の三輪そうめん、そして、播州手延そうめん、そして我らが香川県の「小豆島そうめん」が入ります。
その小豆島を有する我らがうどん県の香川の、美味しいそうめんを食べさせるお店の話を聞きつけてきた、先生たちと一緒に、麦縄の里 まさご屋 さんへ。
作業の機械化がすすむ中、昔ながらの伝統的な製法で作られる、手延べの素麺とのこと、今日のメンバー全員が、初まさご屋です。
400年の歴史の香川の手延そーめん
400年って凄いじゃないか、と思って、手元に有る麺類の図鑑見たいな書物を調べてると、奈良の三輪そうめんは、「いまから千三百余年を遡る昔のこと、」みたいに書かれていたので、400年じゃまだまだじゃないですかって感じ。
それでも、素麺が三輪から播州に伝わり、小豆島と言う流れが有ると言うことはやっぱり我らが小豆島の歴史ある素麺じゃないかと思います!
そして、歴史的観点で言えば、日本の麺文化の始まりは素麺だと言うことで、香川でうどん作りが盛んになったのは約300年前からの江戸の元禄時代の頃と言われているので、うどんが食べられる様になる前は素麺なども食べられてたの?と、また面白そうな「知りたい!」が見つかりました。
徳島の半田素麺や愛媛の五色素麺と、香川のお隣にも素麺が有るんで、きっと素麺作りに適した気候がこの辺りにはあったと言うことでしょう。
まさご屋のメニュー
夏場は流し素麺がメインで、秋も深まる10月から4月の春頃まではは創作素麺を楽しめると言うのがお店のコンセプトだそう。
お店の入り口を入って、雑貨やお持ち帰りが並ぶ店内のレジにて注文する訳ですが「ナポリタン」みたいな「ん??」 ってメニューに納得、これが創作素麺なんですね。
今こうしてブログを書いていると、頼まなかったのが悔やまれるので、また来ようって思ってます。
それぐらい素麺が美味しかったと言うことです。
細麺の味見
我々が注文した ぶっかけ や かまあげそうめん が出てくる前に、温かい麺は中太麺だけれど、冷たい麺は細麺なんです、ちょっと味見してって出してくれました。
店の名前の「すする」って言葉がぴったり、程よい腰に喉越し、うどんに対して一家言持つ香川県人の中にも、まさご屋すする素麺の大ファンが居ると言うこと、ひとすすりで理解しました。
ぶっかけそうめん
丼の真ん中にいりこが佇むぶっかけ素麺、優しい出汁が美味しい、そしてルックスも素敵。
かまあげそうめん
これまで何玉のかまあげのうどんを食べてきたかってぐらい、釜揚げは食べて来ましたが、そのかまあげそうめん、
正直、素麺の釜揚げなどふにゃふにゃの腰なし麺を想像しましたが、この喉越しに香り、美味い!
そして、暖かい麺の中太麺を理解、確かに、温かい出汁にはこれぐらいの太さが必要なのでしょう。
ナポリタンはきっと太麺なんでしょうね。
天ぷら各種
かき揚げとイモにシシトウの天ぷらを。素麺の付け合せはとても上品な天ぷらでした、もちろん美味!
アクセス・営業時間
公渕公園の近く、車でのアクセスじゃないと、ちょっと行きづらいです。
香川県高松市東植田町1361
電話:087-899-8229
営業時間:10:30~15:00
公式サイト >>> https://www.muginawa-m.com/
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